こんにちは!歯科医師の小林です。
今日はこどもの矯正について少し話させていただきます。
矯正にはさまざまな治療法があるのですが、マウスピース式の矯正治療というのをご存知でしょうか。
上の画像のようなマウスピースを用いた矯正で、おおよそ10歳頃までの小児に使用します。
矯正治療は年齢によって1期治療(全ての歯が永久歯に萌え変わる前の治療)と2期治療(永久歯の治療)に分かれます。
このマウスピース矯正は1期治療で使用します。
1期治療をすることで、将来の歯ならびに多くの良い影響を及ぼすと言われています。
1期治療:予防矯正(混合歯列期) ~10歳頃
☆歯ならびの改善
☆かみ合わせの改善
☆口呼吸から鼻呼吸へ
☆お口ポカンの改善
☆正しい発音・飲み込み
1期治療で終了される患者さんもいれば、2期治療まで希望される患者さんもいらっしゃいます。
2期治療を希望される場合にも、一期治療をしておくと大きなメリットがあります。
☆治療期間が短くなる
☆歯を抜かなくてすむ場合など
使い方としては、『家にいるとき(およそ1~2時間)』と『寝ているとき』だけです。
こういった歯ならびのお子様に
また、歯ならびだけでなく口まわりの筋肉の機能を改善することも可能で、指しゃぶり等の歯ならびを悪くさせる癖も改善させる効果があります。
こどもの時の歯ならびは萌え変わったあとの歯ならびに影響します。
なにかありましたらお気軽にご相談下さい。